「丹後ちりめん」の可能性を模索する“ TANGO CREATION PLATFORM ”、日本と海外を拠点にするデザイナーと丹後の工房が生み出す様々な作品を発表 (5/10ページ)

バリュープレス


2020年の夏、この新たなプロジェクトが始まり、Zoom でビデオ会議の機会を持ち、リモートで漁師を「訪問」する機会もありました。
そのバーチャルツアーでは、彼が漁に使用する道具の網を見ることができました。
その光景は、ブルターニュに戻る度、漁網を見ては写真を撮ることがどれほど好きだったか、そしてその複雑さと色にどれほど驚かされたかを思い出させるものでした。
そして、TE .ORI コレクションに取り組む中で、この新しいプロジェクトが、関わる人たちの間に真の繋がりを生み出していることに気づきました。
そしてわたしは漁網の模様に取り組むことを選びました。
入り組んだ複雑で美しい模様が持つ美的側面だけでなく、このプロジェクトの繋がりと絆をよく映し出していると思ったからです。
結び目をどんどん増やすことで、繋がりと絆はさらに大きく、強くなっていくのです。

Designer マチルダ・ロザンヌ・ブレジオン
ファッションとテキスタイルデザインを学び、その後10年間はパリ、ニューヨーク、チューリッヒでファッションメーカーやインテリアデコレイション( Hermès、Kenzo、Pierre Freyamong 他)のブランドに勤務する。
2017年に自身のデザインスタジオ「STUDIO KAERAÑ 」を立ち上げ、フランスはもとより、アメリカ、インド、日本など世界中にクライアントを持ち、テキスタイルコレクションの開発、トレンドコンサルティング、インテリアデコレイションからファッションアクセサリー、高級ジュエリー、カーペットやラグのデザインまで幅広い仕事をしている。
現在は京都に拠点を置き、日本で活動している。先人たちから受け継いだ技術を生かし、現代に合った新しいアイテムをデザインすることに強い関心を持っている。
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