「断れない」「意見が言えない」気弱さんでもうまく伝わる話し方 (2/3ページ)
言葉だけでは曖昧になってしまうものも、数字を使えばはっきりと伝わります。
具体的にいうと、早めに帰りたいときは事前に「明日早いから21時には帰りたい」と何時までに帰りたいかを伝えておくこと。これだけで相手にはっきり伝わるので、かんたんに断ることができます。
気弱さんが断るときに気を付けるべきなのは、曖昧に伝えてしまうことです。断わるときは数字をつかってはっきり伝えると良いでしょう。
■原稿は「間違えていい」と考える人前に立って何か話すとき、緊張して頭が真っ白になることがあります。
気弱さんの場合、この緊張の原因は「原稿を間違えずに読まなければならない」というプレッシャーによるものです。
でも、原稿は間違えてはいけないものなのでしょうか?
もし本当に「間違えてはいけない」のであれば、それはつまり「正解がある」ということ。
そうして正解を求めてしまうと自分を苦しめることになります。正解を大切にすると、間違えてしまうことへのプレッシャーを生んでしまうのです。そうなると、そのプレッシャーで緊張が高まったり、途中で間違えてひどく焦ってしまったりします。
原稿にも話し方にも正解はありません。たとえ完璧に原稿どおり読み上げたとしても、必ず相手に伝わるわけではないのです。
原稿を間違えたかどうかの結果ではなく、そこまで努力しようとした思いを大切にすれば、プレッシャーからも解放されます。
会議で企画を出すときや、人に何かプレゼンするとき、「本当にこれでいいのかな」と自信がなくなってしまうことがあります。
一方で堂々と自分の意見を話している人もたくさんいて、「あんな風に話せたら」と思うこともあるでしょう。でも、自信があるように見える人も、本当に自信を持っているのかはわかりません。
政治家でも大企業の社長でも、日々悩み、これでいいのかと不安いっぱいの中で話しているもの。一見、自信満々に見えるあの人たちも自信を持って話しているわけではないのです。
それは、「正解のない提案」をしようとしているからです。
どんな企画も、サービスも、絶対に「これが正しい」という正解はありません。