ソニー、楽天、スシローも…有名企業が4月から社名を変えるワケ (2/2ページ)

Asagei Biz

ちなみに、本業のネット通販だけは本体に残ります」(前出・ジャーナリスト)

 会社が歴史的に抱える複雑な事情から社名が大きく変わるのが富士ゼロックスで、4月から「富士フイルムビジネスイノベーション」となって「ゼロックス」が消える。

 そもそも富士ゼロックスの社名は、富士フイルムホールディングスとアメリカのゼロックス社が合弁企業となったことで足し算で生まれた名前だった。ところが両社は19年11月に富士フイルム側がゼロックスが保有する富士ゼロックスの株式を買い取る形で合弁を解消。ただ、技術やブランドライセンスなどでの契約が残っていたので、合弁会社の会社名がそのまま残される形をとっていた。そしてその契約も3月一杯で終了するので、完全に別会社となるので晴れて独立した名前を名乗るというものだ。

 このように、4月になって今までの体制を“卒業”、新たなステージに進むことで社名を変える企業は多い。その中でも馴染みが深い企業の名称変更として、回転すしのスシローが「スシローグローバルホールディングス」から「FOOD&LIFE COMPANIES」へとガラリと変わる。理由は、海外展開や居酒屋、台湾茶専門店の出店などで、旧名称の枠には収まりきらぬほど社業が拡大したからとのことだが、新社名ではスシローの「ス」の字すらないので、記者や投資家などは新社名に慣れるまで時間がかかりそうだ。

(猫間滋)

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