20年間行方不明だった猫が飼い主と奇跡の再会。最期は飼い主に見送られ虹の橋へ (3/3ページ)
・最期は飼い主に見送られ天国へ
獣医は、フィービーがかなりの高齢になっていることや脳腫瘍でつらい発作を起こす傾向があることから、クリスティンさんに安楽死を勧めた。
ペットの安楽死に対する価値観は日本と欧米では異なるのでここで改めて触れないが、その選択は飼い主にとって非常につらい決断であることは間違いない。
クリスティンさんは、20年ぶりに再会したフィービーを自宅へ連れ帰り、2日間たっぷりの愛情とケアを与えた。
そして、フィービーは虹の橋を渡って行った。
20年前は、どれほど探してもフィービーを見つけることはできませんでした。だから、RSPCAから連絡があった時は、本当に驚きました。
せっかくまた会えたのに、見送らなければならなかったのは悲しいことです。でも、最期を一緒に過ごせて嬉しかったし、こんなに長生きしてくれていたのだと知って、感動しました。
誰かはわからないけど、フィービーの世話をしてくれた人がいることに感謝しています。(クリスティンさん)
フィービーが保護されたRSPCAのセンター所長リー・スチュワートさんは、「数年前に行方不明になった猫と飼い主が再会というのは過去にありましたが、20年ぶりというのは今回が初めてです。ペットにマイクロチップを埋め込む重要さがここでも証明されました」と話している。
奇跡的な再会ではあるが、死期の近づいたフィービーが最後に飼い主と会うことができたのは、何か運命的なものを感じずにはいられない。
written by Scarlet / edited by parumo