なぜアメリカにはどこにでもリスがいるの?リス増殖に関しての知られざる歴史的背景 (3/4ページ)

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photo by Pixabay

・増えすぎたリス、20世紀に規制

 ところが20世紀前半の数十年、リスにとっての天国のような時代は終焉を迎える。都心に住む人々にとってリスは害獣になり始めたのである。

 屋根裏に住みついたり、庭を掘り起こしたり、鳥の餌を奪うことで愛鳥家にも嫌われはじめたのだ。20世紀後半を迎え、ついにリスの餌やりが犯罪であるかのように扱われていった。現在アメリカには、「リスに餌を与えたら罰金」などと書かれた看板が多数ある。

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 リスの繁殖力と適応力は人間が思うよりも高かった。ベンソン氏はこれらを研究して、「我々人間の生み出した状況は生態系を大きく崩していった。リスは確かにかわいいし、愛すべき存在である。だが、それを人間が人為的に増やすことで他の動物たちにどんな影響を与えているのか、我々はもう一度よく考えなくてはならない。」と語った。
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