志村けん「彼女ができるととにかく一緒に住み始めてしまう」流儀のコメディアンが求めた共演タレントの条件 (2/2ページ)
そして、『自分の女になったんだ』と安心すると、これまで上昇していた血圧が下がるように、一気に通常のテンションに戻る。すると、今度は『冷たい』と言われる」(『志村流遊び術』)という。
■『志村の壁』を突破してきた優香、いしのようこ
ネタを考えている期間は、話しかけられたくないし、同じ屋根の下に人の気配がすること自体が嫌だという志村。女性が自分と向き合ってほしいと求めても、芸のことで頭がいっぱいでエネルギーを注げない。「芸以外の何を俺に求めているんだろう」と思ってしまうのだ。
志村にとって「理想の女性」は自分の仕事を理解してくれて、自分の芸の大ファンでいてくれる人だったが、最後まで理想に適う女性は現れなかったようだ。
また、志村が女性共演者を起用する際のポイントは「よく笑う子」。「笑うのが好きな子は、人を笑わせることを知らず知らずのうちに覚える」からだ。そして、「幸せを売るんだから、まず自分たちが幸せじゃなきゃいけない」という。
そのため、新人のタレントが来ると必ず放屁して、笑ったら「この子はイケる」、ムスッとしていると「NGを出す」のだとか。そんな『志村の壁』を突破してきたのが、優香であり、いしのようこであり、みひろなのだ。
(EX大衆4月号「志村けんと女性たち」女性観)文●大貫真之介