犯人役が定着した高嶋政伸に「あの俳優のような“悪役ロンダリング”」のススメ

アサジョ

犯人役が定着した高嶋政伸に「あの俳優のような“悪役ロンダリング”」のススメ

 3月27日に最終回を迎えた亀梨和也主演ドラマ「レッドアイズ 監視捜査班」(日本テレビ系)。2月20日放送の第5話から高嶋政伸演じるカウンセラー・鳥羽和樹が登場し、ネット上では「これはもう、響介(亀梨)の恋人を殺害した真犯人は鳥羽(高嶋)」という声が続出。その後、3月20日放送の第9話で「響介の恋人を殺害したのは小牧(松村北斗)」だとミスリードさせようとする展開もあったが、最終的にはやはり真犯人は「妻の自死を招いたのが警察の隠ぺい体質にあると思い込んだ」鳥羽であることが判明した。

「最近のサスペンスドラマは、キャスティングを見ただけで真犯人が誰なのか、わかってしまう傾向があると言えるのでは。『レッドアイズ』も第4話までは視聴者が真犯人を推理する考察がネット上に書き込まれていましたが、第5話で高嶋演じる鳥羽が登場したとたんに落胆の声が相次ぎましたからね。そのため『高嶋政伸は風間俊介を見習ってほしい』という声が上がっていました。

 どういうことかと言うと、風間も1999年放送の『3年B組金八先生』(TBS系)では裏で同級生を操るイジメ首謀者を演じ、第3回日刊スポーツドラマ・グランプリ新人賞を受賞。2011年7月期放送の『それでも、生きてゆく』(フジテレビ系)でも未成年の頃に幼女を殺害したことがある青年を演じ、日本放送映画芸術大賞助演男優賞、ザテレビジョン第70回ドラマアカデミー賞助演男優賞を受賞。現在の高嶋のように、悪役には見えなくても実は悪人という役が定着していました。

 しかし『監察医 朝顔』(フジテレビ系)で“善き夫であり善き父親である刑事・桑原”を好演したことで、すっかり“悪役ロンダリング”ができたと言われています。高嶋もそろそろ風間のように“悪役ロンダリング”できるようなキャラを演じたらどうかという意味なんです」(テレビ誌ライター)

 高嶋が次に“いい人”を演じるのはいつになるのか。

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