五輪切符の池江璃花子選手、感動ヒロインに心配の声があがるワケ (1/2ページ)

Asagei Biz

池江璃花子
池江璃花子

 4月4日、東京五輪代表選考会を兼ねた日本選手権の100mバタフライ決勝で、池江璃花子選手が57秒77で優勝。個人種目での内定条件(57秒10)には届かなかったものの、メドレーリレーの派遣標準記録(57秒92)を上回ったことで、2大会連続の五輪出場を手繰り寄せた。

 白血病を乗り越えての奇跡の五輪切符である。4日夜のニュース番組は当然、池江選手への祝福や感動秘話で埋め尽くされた。女性蔑視発言、聖火リレー開催の是非など、何かとネガティブな話題ばかりが先行してた五輪関連で、久々に誰もが手放しで祝福できるニュースだった。ところが、それでも一筋縄でいかないところが、今回の五輪のやっかいなところで…。

「つらい治療を乗り越え、一般の人には到底想像もつかないほどのメンタルでリハビリと練習をこなしたのでしょう。本当に頭が下がりますし、勇気をもらえるシーンでした。テレビも当日の夜のニュースから翌日のお昼のワイドショーまで、池江選手の感動物語で一色。それほど日本中を明るくする話題だったですが、一部では池江選手がスケープゴートにされるのでは?といった心配の声もあがっているのです」(スポーツライター)

 その代表的なものが、テレビ局の池江選手フィーバーで、五輪開催の是非論がうやむやにされるのでは——という懸念である。スポーツライターが続ける。

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