女性宰相候補・野田聖子をガッツリ「身体検査」(4)事務的能力は相当高い (2/2ページ)
安倍政権時代に禅譲説が囁かれた岸田氏は、無役で影はめっきり薄い。4月25日投開票の地元の参院広島選挙区再選挙で、県連会長として成果を出せなければ、最初の脱落者となりそうな雲行きだ。
一方、女性ライバルの稲田朋美元防衛相(62)はやる気満々だが、防衛相時代の数々の失態が足かせとなり、支援者作りに苦戦している。
「ダークホースは片山さつき元地方創生担当相(61)です。発案したスーパーシティ構想(AIやビッグデータを活用した未来都市設計)を手土産に、衆議院への鞍替えを画策。東京1区を狙って周辺で講演活動にいそしむなど積極的です。それと永田町では、『小池百合子がいつ戻ってきて総理大臣を目指すのか』と気にする声も根強く、野田氏にとって不気味な存在になっている」(政治部デスク)
それでも女性に限れば、野田氏が総裁選レースの先頭を走っているのは間違いないだろう。山村氏は女性総理候補の最右翼をこう評する。
「野田氏と仕事をしたことがある官僚は、事務的能力は相当高いと褒めていました。安全保障や外交問題などオールラウンドに勉強をしているだけに、あとは『才能はあるけど人(後輩)が寄り付かない』という永田町での定評を覆し、とにもかくにも推薦人20人を集められるか次第でしょう」
約半年後、元祖・政界のマドンナは、第100代総理大臣として名を刻み、勝利の美酒を味わうことができるのか。その時は飲み過ぎにご用心を‥‥。
*「週刊アサヒ芸能」4月15日号より
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