海洋生物が赤道から冷たい水に逃げ出している。大量絶滅の兆候なのか? (2/4ページ)

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・かつての大量絶滅でも同じ現象が
実ははこうした変化は過去にも起きたことがあるという。それは2億5200万年前のペルム紀末期のことだ。
この時、地球史上もっとも激しい火山活動が起き、世界の平均気温は3万~6万年かけて10度上昇したと言われている。
この時期は「P-T境界」と呼ばれており、海洋生物のうちの96%。全ての生物種の90%から95%が失われるという史上最大級の大量絶滅が起きたことで知られている。
今回の研究グループによれば、化石による調査から、このときもまた赤道の生物多様性が減少していたことが明らかになっているという。
12万5000年前も同様のことが起きた。やはり急激に温暖化が進んだ時期で、サンゴ礁が熱帯の海から逃げ出し、赤道から生物多様性が減少したのだ。だがこの時期に大量絶滅は起きていない。