"核ゴミ調査"北海道寿都町、神恵内村ってどんなトコ?住民に話を聞いてみた (2/2ページ)
一方、寿都から海沿いの道を60キロほど北上した積丹半島の東側に位置する神恵内村ではそこまで強い反対の声は聞かれなかった。ここは住民わずか805人の北海道で2番目に人口の少ない過疎の村。町内にはコンビニが1軒もなく、70代の男性は「山が海岸線までせり出して農地に適した土地も少ない。漁業以外にこれといった産業もないから」とどこか諦めた様子だ。
また、80代の男性は「村には原発関連の施設で働く者もいる。それで神恵内に人が残り、出て行った人間も戻って来てくれるなら……」と期待を込めて話す。南に隣接する泊村には泊原子力発電所があり、地元に与える恩恵は大きい。「このままでは将来的に先細るだけ」と危機感を口にしていた住民もおり、最終処分場候補地の立候補にも一定の理解を示す意見があった。
ただし、処分場の選定までには長い調査期間を要し、現在は第一段階の文献調査が始まったばかり。処分場の建設予定地が決まるまでには20年はかかる見通しだ。
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