開幕ダッシュに失敗!原巨人がドライチ投手の一軍起用を急いだ真相は… (2/2ページ)

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16日からの二軍戦での試運転をはさむ予定だが、変化球の多い日本球界に適応できるかどうか、未知数だ。メジャーリーグでの実績は十分とはいえ、リスクのともなう抜てきだ。

「開幕ダッシュに失敗し、首位阪神、2位広島を追いかける展開となりました。エース菅野で落とした試合もあり、チームの雰囲気も沈みがちです。要は起爆剤を欲しているんです」(ベテラン記者)

 チーム打率2割1分5厘はリーグワースト2位(13日時点)、一発の脅威を秘めたバッターがいきなり2人も加われば、打撃不振の4番・岡本和真の負担も軽減されるかもしれない。

「見方を変えれば、平内、スモーク、テームズがコケたら、次に打つ手はありません。平内は大学3年時に右ヒジにメスを入れており、本来ならリリーフで連投はさせたくないはず。投球フォームの修正ができていると分かったら、先発要員として再調整させると思われます」(同前)

 原巨人は、早くも勝負に出たようだ。

(スポーツライター・飯山満)

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