大谷翔平「DH&守護神」の仰天プラン(2)「12年300億円」の超大型契約も (1/2ページ)
チーム内外で圧倒的な存在感を放って大注目される中、開幕前にはこんな仰天プランが話し合われていた。
「エンゼルスはクローザーの質もいいとは言えず、大谷を抑えに転向させる計画がありました。DH、あるいは外野手あたりで打者として出場し、9回に登板するというわけです。これは理にかなっています。クローザーの条件は、スピードボールと三振を取れる変化球があること。大谷は落ちる球も打者の手前で急激に曲がるスライダーも、どちらも一級品で申し分ない。それにクローザーなら試合の展開しだいで投げなくてもいいので、肩を必要以上に酷使せずに済みます」(MLB評論家・友成那智氏)
事実、米国では「DH&守護神」プランを推奨するメディアもあったという。
「ただ、大谷本人が先発を希望した。モチベーション維持と心もとないチームのローテーション事情もあるため、まずは先発で、ということで開幕を迎えたようです」(友成氏)
その一方、米スポーツチャンネル「ESPN」で記者による座談会が行われた際、次のような懸念も語られた。
「おおむね10勝以上、30本塁打以上といった好成績を予想していたのですが『ケガが怖い』と、記者たちは口をそろえていましたね」(友成氏)
確かに開幕後のプレーを見ても、投げて打つだけではなく、2盗塁を成功させるなど、全方位の全力プレー。MLBは1シーズンが162試合もあるため、ケガもさることながら、スタミナ面での不安もなくはないが‥‥。
「その心配はないでしょう。最近の大谷を見て体がひと回り大きくなったと思いませんか。