豪で「殺人グモ」大量発生!東京にもいた「毒性はガラガラヘビの15倍」の恐怖 (3/3ページ)

Asagei Biz

クロゴケグモは雨水溝や公園のベンチの下、フェンスなどに生息し、手の上に乗せたくらいでは咬みつくことはありませんが、腹部をつまんだりすると、危害を加えられたと感じ、攻撃してくるという調査結果もあります。このクモに噛まれた場合も、セアカゴケグモと同症状が始まり、呼吸困難に陥り、最悪死に至ることもあります」(同ライター)

 どちらの毒グモも3月〜8月が活動期で、特に6月に発生率が高くなるといわれる。

「毒グモとはいえ、基本クモは大人しい昆虫なので、こちらが巣を破ってしまったり、ちょっかいを出したりしなければ襲ってくることはありません。ただし、雌の場合、産卵前後で気が立っているときは、こちらが無防備でも攻撃を仕掛けてくることもあるので、とにかく、毒グモらしきものを見つけたら、近づかずに放っておくこと。成人が噛まれて軽傷で済んだとしても、それが子供や高齢者だった場合は、危険度が増すことは必至です。これからの時期、各地で毒グモの発生件数も増えるはずですからね。油断はしないことです」

 なにはともあれ、君子危うきに近寄らず、ということだ。

(灯倫太郎)

*写真はクロゴケグモ

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