例え馴染みのない音楽でも、人の脳はただの音より音楽に反応することが判明

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音楽によって脳の発達がうながされることは以前から知られていたが、やはり音楽は脳にとって特別なものであるようだ。
音楽を聴く脳をfMRIで撮影してみたところ、聴覚領域はただの音よりも音楽の方に強く反応することが確認されたそうだ。
例えそれが聞いたこともないリズムやメロディや楽器であっても、音楽を全く習ったことがなくても、人の脳は音楽に反応するようにできているのだ。
・全く知らない音楽でも反応してしまう人の脳
米ハーバード大学やMITの研究グループは、色々な音が録音された2秒の音楽クリップを参加者に聴いてもらい、そのときの脳の反応をfMRIで確かめた。
音楽クリップに録音されていたのは192種の自然の音で、そうした中にはただの音はもちろん、音楽も含まれていた。
音楽のジャンルはさまざまで、メロディに乏しいドラム音や、西洋人には馴染みのない音楽(たとえばガムランの音色)もあった。
そして検査の結果、馴染みがあるかどうかに関わらず、脳は音楽に対して強く反応することが確認されたという。

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・音楽の教育を受けていようがいまいが脳の音楽選択性は発達する
音楽に対して特に反応を示す脳の性質を「音楽選択性」という。研究によれば、音楽選択性は特別な訓練を受けなくても普通に発達するものであるらしい。
この研究には、音楽の素人(音楽教育2年未満)と音楽家(平均16年の教育)の両方が参加していた。両グループの音楽に対する経験は大きく違うが、脳の音楽選択性という点では特に違いが見られなかったという。
こうした結果は、音楽を受動的に浴びるだけで、音楽選択性が発達するには十分であることを示している。そうした反応は、メロディに乏しいリズムや比較的馴染みのない音楽ジャンルであっても当てはまる
と、研究論文には記されている。

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はたして脳が示す音楽選択性は、音楽に触れたり、あるいは生活環境の中にある音によって左右されるものなのか?
今回の研究で浮かび上がったもっとも興味深い疑問がこれであるそうだ。
この研究は、『Journal of Neurophysiology』(2月17日付)に掲載された。
そんな不思議な音楽の快感は、アルコールや薬物のそれと少し似ていて依存性がある。これもまた興味深い音楽の秘密だ。
References:Brain Regions Respond to Familiar and Unfamiliar Music, Even Without Musical Training / written by hiroching / edited by parumo