マスターズ覇者・松山英樹と石川遼の「逆転人生」(2)ハニカミ旋風を高校の寮で (2/2ページ)

Asagei Biz

この大会以降、石川は低迷期を迎え、19年には国内メジャー2勝を含む計3勝をあげて復活を果たしましたが、20年はコロナ禍でツアー数が減ったことも相まって未勝利に終わりました」(スポーツ紙デスク)

 そんな石川も、松山同様に新コーチに師事している。20年3月からデータ分析の専門家でもある田中剛氏と契約を交わしているが、宮崎氏は「遅きに失した」と、手厳しい指摘を続ける。

「松山と同じ年齢でも状況が異なります。ゴルフ一筋で頑なに自分のスタイルを貫いてきた松山と違い、石川はスイングをイジりすぎて迷路にハマり込んでしまった。海外で飛距離を伸ばすために〝マン振り〟しすぎて腰を痛めてしまいました。これを立て直すには相当の時間が必要ですよ」

 この差は、新しいコーチが就任しただけで埋まるものではない。ラウンドをサポートするキャディーの不在も見逃してはならない。

「現在、石川には特定のキャディーが付いていません。19年の『日本シリーズJTカップ』で優勝した時にコンビを組んだエースキャディーの佐藤賢和氏は、渋野日向子の米ツアーに同行していて不在。予選落ちした今季開幕戦は、石川の妹がゴルフバッグを担いでいました。松山には3年間の苦楽をともにした早藤将太キャディーが付いています。松山の高校と大学の後輩なので、当初はイエスマンに過ぎませんでしたが、今では松山に助言を送れるまでに成長した。石川にも二人三脚で戦ってくれる相棒が必要ですよ」(スポーツ紙デスク)

「週刊アサヒ芸能」4月29日号より

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