カツラじゃないよね?幕末モノでよく官軍がかぶってる赤い毛のフサフサ、あれは何? (2/4ページ)
徳川将軍家の財宝を、討幕のシンボルに
この官軍のトレードマーク?のフサフサなかぶりもの、染めた色によって赤熊(しゃぐま。赭熊)、白熊(はぐま)、黒熊(こぐま)などと呼ばれ、その名の通り熊の毛皮を表現したものだそうです。
熊のような勇敢さ、力強さを誇示するため、古来多くの武士たちから愛されてきました(※)が、どういう訳か実際には熊の毛ではなく、アジア大陸のチベットに棲む氂牛(ヤク)の毛を輸入したものだそうです(熊の毛だと、ゴワゴワ硬すぎて痛いのかも知れませんね)。
信玄公のトレードマークともなっている。歌川国芳「和漢準源氏 ふじのうら葉 甲斐の信玄」より。
(※)例えば戦国大名・武田信玄(たけだ しんげん)の諏訪法性兜や、同じく徳川家康(とくがわ いえやす)が愛用したという「唐の頭(とうorからのかしら)」の兜などが有名です。