カツラじゃないよね?幕末モノでよく官軍がかぶってる赤い毛のフサフサ、あれは何? (1/4ページ)
♪宮さん宮さんお馬の前に
ヒラヒラするのは何じやいな
トコトンヤレ、トンヤレナ
あれは朝敵征伐せよとの
錦の御旗じや知らないか
トコトンヤレ、トンヤレナ……♪※作詞:品川弥次郎/作曲:大村益次郎「宮さん宮さん」より。
時は幕末、錦の御旗を高く掲げた官軍が、トコトントコトン勇ましく、どこか牧歌的な感じがしなくもない軍楽隊の演奏と共に、東へ東へ進軍します。
そんな官軍の中に、頭に毛のような赤や白などのフサフサをかぶった者たちがおり、あれは一体何かのファッションなのでしょうか。
上野戦争にて、官軍の中に赤いフサフサをかぶった志士がいる。Wikipediaより。
一軍を率いる武将クラスの者だけがつけていることもあれば、相楽総三(さがら そうぞう)率いる赤報隊(せきほうたい)のように、トレードマークなのか全員がつけている(イメージ)一方で、旧幕府軍はあまりつけているイメージがありません。
そこで今回は、この「幕末の官軍メンバーがよく頭につけている、赤とか白とか黒のフサフサ」について調べたので、紹介したいと思います。