世界の福本豊〈プロ野球“足攻爆談!”〉「強い阪神の敵は交流戦だけじゃない」 (1/3ページ)

Asagei Biz

世界の福本豊〈プロ野球“足攻爆談!”〉「強い阪神の敵は交流戦だけじゃない」
世界の福本豊〈プロ野球“足攻爆談!”〉「強い阪神の敵は交流戦だけじゃない」

 プロ野球を楽しみながら、僕も新型コロナとの戦いを続けている。毎朝検温して、血中酸素濃度の数値も測っている。ついでに血圧も調べて健康そのもの。関西は「第4波」に襲われているから、予防は徹底しすぎるぐらいしている。用事で外出する時でも、電車は避けて自家用車で移動するなど、人との接触をなるべく避けている。それでも、どこで〝もらう〟かわからないのがコロナの恐ろしいところやけど。

 プロ野球選手は移動もあるし、ほんまに大変。何かあったら、自分一人だけの問題でなくなるから、無症状でも油断できない。考えたら以前は、多少の発熱ぐらいでは試合に出る選手が多かった。体は動くのに休まないといけないのはつらい。ちなみに、僕は熱や風邪など体調不良で試合を休んだことは一度もない。シーズン中は気が張っているから、風邪もひかんかったんやろね。熱が出るのは決まってオープン戦の最終戦の翌日。一瞬、気が抜けるのが理由だったのかな。それでも「熱とケンカや」と熱い風呂に長時間入って、汗を出した後、水やスポーツ飲料をガブガブ飲んだ。人にはお勧めできない独自の処置やけど、それで一晩寝たら治っていた。

 心が完全には晴れない日常で、関西を盛り上げているのが阪神の快進撃。20試合を終えた時点で貯金を12まで伸ばして、頭ひとつ抜け出した。昨年までは苦手としていた東京ドームの戦いでも、今まで巨人にやられていたような勝ち方が逆にできるようになった。4月20日の東京ドーム初戦なんてまさにそう。マルテ、大山、サンズのクリーンアップ3人がそろい踏みで5発を放つ圧勝やった。球場の入場制限がなかったら、どれほど虎ファンが盛り上がったことか。かつてなら佐藤輝効果もあって、連日超満員は間違いなかった。営業的な損失は大きい。

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