「ハーフ美女」30年の系譜(3)ベッキー凋落でバラエティ界の椅子取りゲーム (2/3ページ)
山本リンダの「どうにもとまらない」(72年)や、アン・ルイスの「六本木心中」(85年)などは、わかりやすいケースだ。
そしてミレニアムを経て、音楽ジャンルの多様化もあり、ハーフ歌手の進出はさらに拍車がかかった。トリニダード・トバゴの血を引く青山テルマは、04年に「そばにいるね」が大ヒット。当時の「着うた」では、史上最高のダウンロードを記録している。モデルのような体型のアンジェラ・アキは、06年から6年連続で紅白歌合戦に出場した。
そして04年に歌手デビューした木村カエラは、09年に発表した「Butterfly」が自身最高に認知度の高い1曲に。さらに、「アナと雪の女王」(14年)のテーマ曲をカバーしたMay.Jも、大きく注目された。
最後はバラエティ部門。