失敗より成長を止める方が怖い。剛力彩芽の「人生における決断軸」 (4/4ページ)
こういうお仕事をさせて頂いているからこそ、一人でも多くの方に明るい気持ちを届けたいなって思っているんです。そのためにも私自身が楽しいと思って生きることが大事だと思っていて。そうすれば周りに楽しいが伝わると思うんです」
■失敗することより成長を止める方が怖い
前を向いて大きな一歩を歩き出した彼女が今、決断することに対してこう語ってくれた。
「私が今思うのは、いくつになっても変わることって怖いことじゃないし、そこに楽しいとか、明確に変わりたい自分がいるのなら、挑戦した方が良いと思うんです。
私は失敗することより成長を止める方が怖いです。
それに、何かをやって後悔ってしないんですよ。どんな結果であれ絶対経験になるので。それにがんばってる人には、人はついてくるって思っています。だから失敗したとしても大丈夫。怖がることはないと思います」
剛力さんの言葉はどれもまっすぐに前を向いていて、今の彼女の生き方そのものだった。
「自分はこのままでいいのか」という漠然とした不安を抱くことは誰だってある。20代の自分は、進学、引っ越し、就職と決断をしながら今まで歩んできたが、今後の人生もっと自分を成長させ楽しくさせる道があるんじゃないかと思うと、これからも決断をする時が来るのかもしれない。
失敗しても大丈夫。
そう考えるとこれからの人生がなんだかワクワクしてきた。
INFORMATION
映画『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』
娘・亜矢がひょんなことから知り合った葬儀社勤務の菅野から終活フェアの話を聞き、母親に勧めたことがきっかけとなって、てんやわんやの大騒ぎとなる大原家。
最初は「終活」という響きから死を連想し、妻からの提案を頑なに拒否していた夫が、菅野との交流や妻の突然の病をきっかけに変化していく。
これまでの夫婦の歴史を思い出し、そしてこれからも積み重ねていくであろう自分たちの歴史に思いを馳せ、変化していく大原夫婦の様子に、あるあるとうなずき、時に笑い、泣くこと間違いなし。
観る人に元気と明るさを届ける“熟春ラブストーリー”。
2021年5月21日(金)全国ロードショー!
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