戦国時代にハニートラップを仕掛けた伝説のくノ一「初芽局」と女忍者の役割を紹介 (1/4ページ)
戦国時代といえば、戦国武将のほかに「忍者」の活躍もありました。ただ、忍者の活動についての記録は残っているものが少なく、女忍者である「くノ一」に関しては、さらに情報が少なくなっています。
今回は、そんな女忍者たちの役割とともに、ハニートラップを仕掛けたとされる伝説上のくノ一「初芽局(はつめのつぼね)」について紹介します。
女忍者「くノ一」とは「男」という漢字は、上の部分「田=た」と下の部分「力=ちから」が組み合わさっていることから、「たぢから」と呼ばれることがありました。
そして女忍者は、「女」という漢字をバラバラにすると、ひらがなの「く」とカタカナの「ノ」、そして漢字の「一」になることから「くのいち」と呼ばれていたようです。
ただし、「くノ一」は江戸時代に「女性」を指す隠語であり、女忍者とは何の関係もない言葉だという説も。
そして、「くノ一忍法帖」や「くノ一死ににゆく」などの山田風太郎作品にて、「くノ一=女忍者」との認識が広まっていったとの説もあります。