大谷の登板試合でズタズタに…「エンゼルスのレジェンド」のプライド (2/2ページ)

Asagei Biz

プホルスのプライドはズタズタに…」(同前)

 現地関係者によれば、プホルスをスタメンから外したのはジョー・マドン監督の意思ではなく、フロントからの要請らしい。

 プホルスは今季終了までの10年という超・大型契約を交わしていた。年俸3000万ドル(約31億5000万円)で、近年の成績では“不良債権”と揶揄されることも多く、また、現在のペリー・ミナシアンGMは昨秋に着任し、新体制の現フロントは「10年契約」には関わっていない。そのため、ドライな判断につながったという。

「プホルスは引退後もエンゼルスの球団ピーアールに関わっていく契約も結んでいました。だから、エンゼルスのファンは怒っているんですが、現実的に見て、『チームの顔』『看板選手』は大谷に変わりました」(地元メディア)

「あと33本」と迫った通算700本塁打が達成されれば、MLB史上4人目の快挙。少ない出場試合数のなかで、今季、すでに5本を放っており、本来ならば、エンゼルスがそれを応援すべきだったが…。古巣・カージナルス、カージナルス時代の同僚が監督を務めるホワイトソックスなどが移籍先として予想されているが、悲観的な声のほうが多い。レジェンドも二刀流のインパクトには勝てなかったということか…。

(スポーツライター・飯山満)

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