大島優子がセンターに選ばれた必然性。『ヘビーローテーション』でAKB48を国民的アイドルグループへ【アイドルセンター論】 (3/3ページ)

日刊大衆

時には高橋みなみに変わってリーダーシップを発揮し、チームを牽引する時もあった。

 一生懸命で全力で取り組む姿やたまに見せる無邪気な仕草も彼女の魅力だった。不安定さを抱えながらも特異なアイドル性を発揮し、絶対的センターとして君臨していた前田とは正反対ともいえる。

 前田が0か100かであれば、大島は常に80点を満遍なく取るというイメージだろうか。だが、ある種の不完全さが一定の支持を集めるアイドルにとって、それは必ずしもプラスに働くわけではない。優等生だった大島がセンターに立つ道のりは決して順風満帆ではなかった。

 前田が絶対的センターとして君臨するその背後には必ず、大島の存在があった。AKB48の全盛期には前田と大島の2人がライバルとして描かれる構図があり、それゆえに恒例の選抜総選挙はより一層多くの盛り上がりを見せていた。

 2010年6月、大島はトップ確実視されていた前田を抑え、センターに抜擢されることになる。それ以前の全シングルで前田がセンターを務め、この牙城は崩れないだろうと思っていた矢先の出来事にAKB48内外で驚きの声があがった。

 しかし、大島の一生懸命な姿勢を見てきた多くのファンが彼女を1位へと押し上げたのは、AKB48の選抜総選挙という民意が生んだ必然の産物と言えるだろう。後編ではセンターに立った必然性とそこで残した大島の功績を紹介する。

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