阪神・矢野監督、“雨男”青柳を巨人戦に温存したワケ 藤浪を緊急昇格させる可能性もあった? (1/2ページ)

リアルライブ

画像はイメージです
画像はイメージです

 この雨は、次節の巨人3連戦に向け、プラスに転じるのではないだろうか。

 去る5月12日、甲子園球場で予定されていた中日戦が中止となった。そして、同日の先発が予告されていたのが青柳晃洋投手。各メディアも伝えていたように、彼が先発する日が「雨天中止」となるのは、今季2度目。プロ6年目で通算10試合目という、“雨男ぶり”だ。

 「球団が『雨柳さん』と記した青柳のタオルも公式グッズとして販売されています。本人は『またか?』と笑い飛ばしていました」(在阪記者)

 しかし、翌13日の先発投手は秋山拓巳と発表された。雨天中止となった場合、同日先発予定の投手をスライドさせるのが一般だ。

 「14日金曜日からの巨人3連戦に備えるためです」

 複数のメディア、関係者がそう予想していた。

 この3連戦で巨人を叩けば、独走態勢も夢ではない。もっと言えば、この雨天中止に矢野燿大監督は救われた。“恵みの雨”でもあったのだ。

 阪神・矢野監督のコメントに疑惑の声 糸井の初スタメン明言も、「本当は使いたくないのか」の声が挙がるワケ

 「新加入のラウル・アルカンタラ投手が14日に先発する予定。一軍初登板が巨人戦です」(前出・同)

 そのアルカンタラだが、調整登板した二軍戦でかなり力強い直球を投げ込んでいるという。

 だが、先発投手陣全体を見渡してみると、開幕投手を務めた藤浪晋太郎はノーコン病を再発させ、二軍調整中。好調だったガンケルは故障で離脱。チェン・ウェインも結果を残せなかった。大事な巨人戦を前に“コマ不足”に陥っていたのだ。

 「第2戦の15日は、ルーキー・伊藤将司が先発するようです。プロ初勝利が巨人戦だったので、矢野監督は相性が良いと見たのでしょう」(プロ野球解説者)

 青柳はコマ不足で“空席”となっていた第3戦に投げるという。アルカンタラ、伊藤将、青柳の順番となるが、12日が雨天中止になる前は「藤浪の緊急昇格」も囁かれていた。

 「巨人は坂本、菅野を怪我で欠いています。

「阪神・矢野監督、“雨男”青柳を巨人戦に温存したワケ 藤浪を緊急昇格させる可能性もあった?」のページです。デイリーニュースオンラインは、スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧