将来お金に困らない「家づくり」 その最大のポイントとは? (3/4ページ)

新刊JP

私たちはライフプランに沿って家づくりを提案しますが、若い段階からしっかりライフプランを練って、そこから逆算してコストを最小化していくと、人生にかかるお金はかなり変わってきます。「2.0」はただ高性能な家でしたが、「3.0」ではそこに、人生という要素を入れる。それが「家づくり3.0」の大きな特徴といえます。

長生きするほど、リスクが多くなるのが人生です。経済リスクもありますし、地震などの災害リスクもあります。その中で、そういったリスクに対応できるような立地条件、間取り、性能といったものを取り入れていくことが、これからの家づくりには求められると思います。

――では、「お金が貯まる家」とは、具体的にどのような部分でお金が貯まるのでしょうか。

平松:基本的に若い方々は賃貸か持ち家かで悩まれると思いますが、賃貸料はずっと発生していくものですよね。一方、持ち家で住宅ローンを組むと、賃貸の額よりも少し割高になるかもしれませんが、ローンを返し終わればお金を払う必要はなくなります。

そして、「お金が貯まる家」を建てることで、太陽光発電の収益や光熱費の節約、メンテナンス費の節約も見込むことができます。家にかかる費用を計算していくと、賃貸よりも月々の費用が安く済むこともあります。

つまり、本来かかる費用が、「お金が貯まる家」によってかからなくなる。その差分でお金を貯めることができるわけです。

――まさに「住んでお得」な家ですね。

平松:そうです。だから、場合によっては資産の観点から新築をおすすめしないこともあります。それはどういう人かというと、主に年齢が高い方です。60歳で家を建てても回収の期間が短いですから。ライフプランを作ったときに、アパートの方がお得ということもありえます。

――家は一生に一度と買い物と言いますが、家自体の寿命は何年くらいになるのですか?

平松:平均築年数でいうと、32.1年ですね。

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