将来お金に困らない「家づくり」 その最大のポイントとは? (4/4ページ)
――先ほど長期的な視点で住める家を、という話がありましたが、地震の多さや高温多湿という日本の環境の中で、長く住み続ける家を作るのは可能なんですか?
平松:その答えが本書で書いたWB工法だと思っています。WBとは「W Breath」、二重通気という意味で、そのポイントは3つあります。
1つめは、壁の中を空気が流れるように仕組みになっていて、通気性が高いということ。2つめは、形状記憶合金という一定の気温に温度になると変形する装置を使って、夏は壁の中の空気を流し、冬は外の空気を遮断することで、自動的に気密性をコントロールします。そして最後の3つめは、内壁が湿気を通し、においや化学物質も室内から室外へと排出されます。
このように呼吸する家にすることによって、常に室内の空気がきれいな状態で保たれ、湿気もたまらないので結露しにくく、家も長持ちするわけです。
――なるほど。
平松:WB工法では、今言ったように、夏は壁の中の空気を流して室内の空気を快適に保ち、冬は外の空気を遮断して気密性と断熱性を上げることで、室内の熱を逃がしにくくします。そのため、夏も冬も快適な環境を家の中につくることができるんです。
WB工法参考動画
・【平松建築】WB HOUSE コンセプトムービー
・夏涼しく冬暖かい無結露住宅の作り方
(後編に続く)