映画の小道具に使われていた人間の「干し首」が本物であることが判明 (2/3ページ)

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・映画の小道具として使用された干し首、本物であることが判明
今回鑑定されたものは映画『Wise Blood』(1979年)に使用されていたもので、元々は米マーサー大学の所蔵物で、2019年にエクアドル大使館に返還されたもの。
上記のような経緯から干し首が偽物である可能性もあったため、エクアドル政府が同大学に真贋鑑定を依頼していた。
鑑定にはいくつもの手法が用いられ、CTスキャンで干し首の三次元モデルもつくられている。同モデルからは、髪の毛の下に頭蓋骨を切除するために皮膚を切り開き、再び縫合した跡があることが判明。
それ以外にも、皮膚や鼻に生えた毛の有無、3層のヘアスタイル(当時の部族の特徴)など、32項目の基準のうち30項目が満たされており、本物と鑑定された。

credit:Heritage Science
・もともとは生物学者が入手したもの
なおこの干し首は、マーサー大学の生物学者ジム・ハリソンが第二次世界大戦中、エクアドル・アマゾンを旅行していた際に入手したものだ。
彼は2016年に亡くなったが、地元民から干し首を買い取った旨の、まるでインディ・ジョーンズで描かれたエピソードのような記録が残されていた。
ちなみに干し首には1942年の新聞紙が詰められていたが、これは輸送中に保護するためのものであるようだ。