鴨川令徳高校が甲子園で熱唱するために校歌を作成 (1/2ページ)

これまで校歌がなかった鴨川令徳高等学校ですが、野球部が復活したのに合わせて、新たに校歌を作成します。
鴨川令徳高等学校(校長、和田公人)は千葉県鴨川市の海辺に立地する小さなある私立高等学校です。これまで校歌がありませんでしたが、特に不自由もなく、校歌がないことに疑問も感じていませんでした。
しかし、今年4月に野球部が復活し、本気で甲子園を目指すことになりました。そこで、急遽浮上したのが、校歌がない問題でした。甲子園で勝利したときに、校歌を熱唱して涙することを目標に日々練習に励んでいるときに、当校に校歌が存在しないことが判明しました。急遽、校長に相談したところ、さっそく、校長が率先して校歌を作成することになりました。
当初、人づてに校歌を作れる人を探しましたが、なかなか適任者がいなく、インターネットでフリーランスのミュージシャンの方を募集することにしました。その結果、20名以上の方から応募があり、その中から全校生徒・全教職員を対象にアンケートを実施することにしました。
アンケートは全校生徒・全教職員に一人1台のタブレットが配布されていることからインターネットで実施。上位二人で決選投票を行った結果、ニューヨーク在住の日本人で作編曲家として活躍中の松藤由里(まつふじゆり)さんに依頼することなりました。松藤由里さんは、日本のテレビドラマの主題歌やCMなどを手がけらた方で、学校のある鴨川には何度も来られたことがあることから、学校の雰囲気をうまく校歌に仕上げていただけました。
今後は、フルコーラスを作成し、歌詞や編曲を手直しした上で、6月中の完成を目指しています。