トラブル続きの大相撲に喝!元・稀勢の里が狙う「角界改革論」とは

日刊大衆

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 コロナ禍に翻弄される相撲界に、さらなる頭痛のタネが噴出しているという。

「協会の定めた新型コロナに関するガイドラインに抵触したとして休場した元小結の竜電に、愛人との中絶トラブルがあったことが発覚。さらに場所中に、『週刊文春』が大関・朝乃山のキャバクラ通いを報道。場所後の臨時理事会は大荒れでしょう」(協会関係者)

 そんな“荒れる土俵”の立て直しに、ひそかに燃えている男がいる。

「元横綱・稀勢の里こと、荒磯親方がブチあげた“相撲改革論”が大評判なんです」(相撲記者)

 ケガに泣かされた横綱、稀勢の里が引退したのは2019年のこと。その後、彼は田子ノ浦部屋の部屋付き親方となり、相撲界にとどまる選択をした。

「荒磯親方として髙安に胸を出すなど熱血指導のかたわら、土俵外では昨年4月に早稲田大学大学院スポーツ科学研究科の修士課程(1年制)に入学。今年3月に学位を得ましたが、提出した修士論文が学内で最優秀論文として表彰されたんです」(前同)

 論文のテーマは「新しい相撲部屋経営の在り方」だが、その内容が角界でも話題になっているという。

「他のスポーツ界も参考にした、相撲部屋の改革案です。稽古を見ているだけの時間を減らせるよう、土俵の数を複数に増やす、土俵にビデオカメラを入れて取り口の分析、朝稽古の前に朝食を食べる一日3食制などを提言しています」(同)

 さらに、これまでタブー視されていた部屋の運営資金についても言及している。

「サッカーや野球などのように、部屋が独自に企業とスポンサー契約を交わす資金調達法を提案。これで、協会の給付金やタニマチに依存する必要性がなくなるというわけです」(同)

 しごくまっとうな提案に聞こえるが、さる相撲関係者は驚きを隠せない。

「部屋独自の資金調達を目指すという点では、かつて貴乃花親方が実践した“サポーター制度”と発想は同じ。同制度は、一般の相撲ファンに1口2万円から広く支援を募るものです。これにより、タニマチが幅を利かせられなくなりました」(元貴乃花部屋関係者)

 荒磯親方は悪しき風習を断ち切れるか。この続きは現在発売中の『週刊大衆』6月7日号で。

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