白石麻衣が「乃木坂シネマズ」で見せた重層的な演技【乃木坂46「個人PVという実験場」第18回6/6】 (3/4ページ)

日刊大衆

https://www.youtube.com/watch?v=JvOBHAfXX1Y
(※KID FRESINO「Coincidence」MV)

■「乃木坂シネマズ」の白石麻衣の姿

 その山田は、乃木坂46メンバーが主演を務めるFOD配信のドラマシリーズ『乃木坂シネマズ』に参加し、白石麻衣が主演する第10話「街の子ら」(脚本:木戸雄一郎)で監督を務めている。本連載2020年3月24日更新分(https://taishu.jp/articles/-/73323)でふれたように、「乃木坂シネマズ」は乃木坂46が個人PVやMVを通じて蓄積してきた、俳優を育む組織としての歴史をくむ企画といえる。

https://www.youtube.com/watch?v=_k6qXWUc6I0
(※乃木坂シネマズ「街の子ら」PR映像)

「街の子ら」は、先にみたKID FRESINO『Coincidence』MVと同じく、新宿を東方向へと進む道を捉えたカットから始まる。

 白石演じる主人公の由梨は、夜中に乗車したタクシーの助手席に少女(庄司英)が乗っていることに気づき、訝しむ。子どもを預ける場所がないため仕方なく同乗させていると語る運転手(渡辺真起子)は、ほんのひととき子どもの面倒を見ていてほしいと由梨に頼み込み、由梨は少女と二人、置き去りにされてしまう。

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