やす子「夢はラジオ番組を持つこと」 (1/2ページ)
テリー それは、なんでなの?
やす子 最初はムカつくとか、こんちくしょうっていう気持ちが大きかったです。
テリー 来なかった相方に対して?
やす子 それもありましたけど、その時に一緒に出ていた芸人に、髪の毛も伸びてボロボロで、タバコ臭いし、ネタもおもしろくないし、「よくそれで芸人目指してるって言えるな」って人がいまして。「人前に出るんだから見た目ぐらいちゃんとしろよ」と。それで勝手な考えなんですけど、その時に前髪を上げて、滑舌をよくして、大きな声でしゃべったらウケたんです。それがすごくうれしくて、今もピン芸人をしています。
テリー 最初はこんなヤツに負けたくない、みたいな気持ちだったんだ。
やす子 はいー。
テリー そうかぁ。やす子さんは受ける印象と違って、自分の意思がすごくハッキリしてるし、根性が据わってるね。それで今、ドラマに出たりとか大人気でしょう。そのこと周りの人はどう言ってくれてるの?
やす子 みんなすごく喜んでくれています。特に部隊にいた時にすごくお世話になった方がいまして、その方のご家族と一緒に食事をしたことがあるんですけど、「家族にとって、あの食事が自慢になっています」と言っていただいて、すごくうれしかったです。あとはテレビの写真を撮って、「おもしろかったよ」とか「スベってたな」とかイジってくださる上官もいて、ありがたいです。
テリー 逆に自衛隊の人にとっても、やす子さんの活躍はうれしいだろうからなぁ。それは、自衛隊のためにもなってるよね。
やす子 もし、そうなれてるとしたら、ほんとにうれしいです。
テリー これからはどういう仕事をやっていきたいの。