江戸〜昭和時代の化粧文化を振りかえる電子展示「めーきゃっぷ今昔」を国立国会図書館が公開 (2/2ページ)
『婦人倶楽部』24(10), 講談社, 1943.10【Z6-30】
日中戦争が長期化すると、化粧品広告は規制されました。当時の広告は、購入を促すどころか節約を呼びかけていたのです。
そして江戸時代の美容マニュアル本なども。
佐山半七丸『都風俗化粧傳』下, 愛文房福井久兵衛, 18–【わ383-5】1813年、『都風俗化粧傳』が出版されました。大きな目を小さく見せる仕方や背を高 く見せる方法などが解説されています。
化粧は何のためにするものだったのか?慣習や身だしなみとして、美しく装うため、あるいは何かを表現するためだったのか?
国立国会図書館の蔵書を用いて化粧文化の歴史をたどれる、とても興味深いコンテンツになっていますので、歴史好きの方はもちろん、ファッションやメイクアップに携わる方にもきっと楽しめるものになっていると思います。
本の万華鏡 第29回 めーきゃっぷ今昔 ―江戸から昭和の化粧文化―
日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan