長寿の秘訣は何だったのか?108歳まで生きた徳川家康のブレーン・南光坊天海に訊いてみた (3/4ページ)
戦国乱世の英雄であった父・家康と比べられるせいか「もっとしっかりしないと」と思い詰めがちだった秀忠に、天海は「そんなに気を張り詰めず、(たまには放屁も大目に見るくらい)ゆったりと構えれば、自ずと将器は備わります」と伝えたかったのかも知れませんね。
問:徳川家光「長寿の秘訣は?」答:南光坊天海
「気は長く 務めはかたく 色薄く
食細くして 心広かれ」
こちらは文字通りの意味で、とてもシンプルですね。
家光は祖父・家康の英雄らしさを受け継いでいた反面、とかく短気で好色(※男性に限る)だったそうで、天海は「もうちょっと落ち着きない」と言っているようです。
「務めはかたく」とは手堅さを説いたもので、万事即断即決もいいけれど、仕事というのは(命令を受ける)相手がいるものですから、現場を顧みないでトップばかり先走ってもなかなか上手く行きません。