茨城人に「しみじみしろ!」と言われたら、ノンビリしてちゃダメらしい (1/2ページ)
日本各地には、その地域でしか伝わらない言葉――方言が数多く存在している。
そのため、何かを説明するときに
「あれっ、この言葉伝わらないの...?」「地元なら一言で表現できるのに...」
と、地元以外の場所でもどかしい思いをしている人も多いとか。
Jタウンネットではそんな方言の情報を全国の読者から募集している。
今回は、地元以外では意味が変わる方言「しみじみする」を紹介する。
しみじみしていないと注意される?茨城県在住の読者から、編集部にこんなメールが届いた。
「茨城では『しっかりする』『落ち着く』様子を『しみじみ』と言います。標準語では『心に染み入る』様子を示す言葉ですが、私が茨城で最初に聞いたのが、転校して早々の学生の頃の全校集会での『しみじみしない』という否定語だったので戸惑いました」
標準語でいえば、心に深くしみわたるといった意味を持つ「しみじみ」という言葉。
なにか綺麗な景色を見たり、美味しいものを食べたときなどに、そのよさを味わうといった場面で使ったりするものだ。しかし、茨城県では違うらしい。
「全国方言辞典(三省堂)」で調べてみると
「しみじみ (茨城の方言)」
として、
「しっかり。ちゃんと。」
と意味が紹介されていた。あわせて、
「さぼってねーで、しみじみやれ(さぼっていないでしっかりやりなさい)」
との用例も。しみじみやる......。
標準語の意味しか知らないと、なんだか感傷に浸りながらじっくりと何かを進める、といったイメージを持ってしまうが、その認識で茨城県民と会話したら大きなすれ違いが生まれ、さらに怒られてしまいそうだ。