世界の福本豊 プロ野球“足攻爆談!”「離脱の巨人・梶谷に厳しく言いたい」 (1/2ページ)
巨人の梶谷が左太もも裏を痛めて5月25日に出場選手登録を抹消された。
DeNAからFAで巨人に移籍。正直、ここまでの活躍は予想外やった。1番打者で打率3割を上回り、盗塁数10もリーグトップ。「やればできるやんか」とはつらつとしたプレーを見直した矢先のパンク。23日の中日戦(バンテリンドーム)の右翼の守備でスライディングキャッチをした際に「違和感」を訴えて交代となった。
いつも言うように、主力選手のケガがチームに一番迷惑をかける。巨人はただでさえ、坂本を欠く苦しいオーダーで、原監督の頭の痛いところ。「違和感」という発表なので、詳しい症状はよく分からない。厳しい言い方をすると、ケガするのも実力のうち。普段から自分の体の状態を把握していれば、急にプチっといくことはない。
僕は他の選手よりグラウンドを走り回ったほうやけど、現役時代に肉離れなんかしたことがない。予兆を感じたら自分でケアしていた。ベンチに戻って座っている時に、ボールでゴリゴリと自分でマッサージしていた。トレーナーにほぐしてもらうより、これが一番効果的やった。それと、アップ中からスパイクを履いて、普段から筋肉を鍛えていた。じっくり、ゆっくり鍛えていれば、肉離れは防げるはずやけどな。
梶谷の離脱でセ・リーグの盗塁王争いは、阪神近本がおのずから抜け出すことになると思う。でも交流戦前の段階で9というのはあまりに寂しい数字。それに比べると、パ・リーグは走れる選手が増えてきて、盗塁王争いも面白くなってきた。西武のルーキーの若林は46試合で20盗塁に到達。辻監督の理想の1番打者に近づいている。
パ・リーグの野球はDH制ということもあって、初回無死一塁からバントという攻撃は少ない。2点、3点を奪いに行くためには。バントより盗塁となる。