立川ホテル殺傷事件“実名報道”が物議! 加害者ファーストな法律に疑問の声殺到 (2/2ページ)
というのも、施行は来年4月1日から。同事件は現行の少年法に基づき処理されることになるため、実名報道解禁の対象になるとは考えにくい。
こういった日本の法律のズレを指摘する声は非常に多く、今回の事件を受けて「風俗で働く人の実名は原則非公開に」と支援団体が警察やマスコミに要望。過去に実名報道によって、被害者が誹謗中傷や人権侵害の危険に晒されたことがあるため、確かに何かしらの対策は必要なのかもしれない。
日本の19歳は、普通に結婚して子どもを持つこともできる。その一方、〝子どもだから〟という点で、重大な事件を起こしても実名報道はされない。また、17歳以下の場合は死刑を科すべき事件を起こしても、無期懲役になる親切なシステムもある。
加害者に甘く、被害者に厳しい日本の法律が変わることはあるのだろうか。
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