まさか八百長?平安時代、源頼政が退治した怪物・鵺(ぬえ)の正体とは (2/5ページ)

Japaaan

清涼殿に現れ、近衛天皇を悩ませた鵺。Wikipediaより。

「何とも奇怪な……これは朕の政治に、過ちがあるという報せなのか、それとも天変地異の凶兆か……?」

近衛天皇は思い当たる限りの改善を試みましたが、鵺の啼き声がやむことはなく、あまりに毎晩続いたため、気に病んだ近衛天皇は体調を崩されてしまいました。

「このままでは帝が心配だ……何か、良い手はないものか?」

祈祷をさせても薬師を呼んでも効き目がなく、困り果てた朝臣らは、かつて似たような事例があったことを思い出します。

「そうだ。寛治(西暦1087~1094年)のころ、堀河天皇(第73代)が鵺に悩まされた折、武士に弓弦を鳴らせしめて魔物を追い払った(※)と言うではないか。此度もそれが有効であろう」

(※)弓に矢をつがえず射放ち、弦が空を切る音が魔除けになると信じられました。鳴弦(めいげん)または弦打(つるうち)とも言います。

そこでさっそく当代随一の名手であった源頼政が呼び出され、清涼殿の警護をすることになりました。

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