『東大王』のバラエティー番組化に落胆の声殺到「それは求めてない」

まいじつ

『東大王』のバラエティー番組化に落胆の声殺到「それは求めてない」

現役東大生が多数出演するクイズ番組『東大王』(TBS系)が、ここのところ番組ファンから不評を買っている。

ご存知の通り、同番組は他のクイズ番組にはない、ハイレベルな頭脳戦を売りにスタート。東大生が知力・発想力を見せつける様は人気を博し、ここ数年の東大ブームや謎解きブームを牽引してきた。

しかし、ここ最近は番組ファンからブーイングにも似た感想が。どうやらファンの視点からすると、問題の傾向が対戦相手の芸能人チームに寄ったものとなり、クイズ番組ではなくバラエティー番組の色合いが濃くなっているというのだ。問題内容も、タレントが発想力を駆使すれば解けるようなレベルで、ハイレベルな知力は必ずしも必要ではなくなっているらしい。

実際、最新6月9日の放送を見ると、日本発祥のモノを答える、都道府県名から実際に存在する名字を当てる、動物の重さを答えるなど、問題は知力より「雑学」に寄ったようなものばかり。確かに、頭脳戦を期待している視聴者からすると、いささか物足りないものがあるだろう。

俗物化する『東大王』の方向性に嘆き

ネット上にも、番組ファンからは

《東大王てガチクイズからバラエティー寄りに変わってる気がする》
《東大王、ガチのクイズ番組じゃなくてバラエティー色が強くなって、面白くなくなったなぁ…》
《東大王は、ガチのクイズ番組っぽさがあったから好きだったのに、今じゃただのバラエティーなんだよなぁ… そこは求めてないねん…》
《バラエティー感が強くなったなあ 問題がどかどかでてきて、解説さくさくしてくれるのが好きだったんだけどなあ》
《圧倒的に強い東大王チームが見たいんだけどな~ 最近バラエティー色強すぎる…》
《東大王も他のバラエティークイズ番組で出すような問題出すんだったら東大生出す意味ないやんもう…》

といった感想が噴出している。クイズ好きたちは、現在の問題レベルでは満足できないようだ。

「現役の学生を使っている以上しょうがないのですが、どんな人気出演者が出ても、東大卒業と同時に番組も卒業するのが『東大王』。このせいで水上颯や鈴木光といった人気学生は続々と去り、現在の番組は〝役者不足〟に喘いでいます。こうした現状を打開するためさまざまなテコ入れを行っており、雑学寄りになっているのもその一環なのでしょう」(テレビ誌記者)

早く原点回帰をせねば、番組の固定ファンは離れ、他所と変わらないクイズ番組として埋没してしまいそうだが…。

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Space Images / Shutterstock

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