「五輪マフィア」のむさぼり実態を憤怒告発(4)ボランティアの驚くべき仕事 (2/2ページ)
つまり、無償で集められたボランティアがIOC貴族のおもてなしをするために汗水流して働くことになる」(本間氏)
6月3日、新型コロナ感染症対策分科会の尾身茂会長は、
「普通は(五輪は)ない。このパンデミックで」
と、語気を強めて訴えた。もはや進むも地獄、戻るも地獄の東京五輪だが‥‥。
最後に斉木議員が締めくくる。
「政府は観客を減らしてでも開催し、販売した900億円のチケットの返還だけでも免れようとしている。しかし、もう1年延期すればすべて解決できるはずです。来年には国内のワクチン接種を終え、フルスペックで開催することができる。もちろん、海外からも観光客を招けるので2兆円のインバウンドが期待できるのです」
7月23日の開会式まで残り50日を切った。国民や都民は、ドス黒いバラまき五輪の大きなツケを払わされることになりそうだ。
*「週刊アサヒ芸能」6月17日号より
【写真ギャラリー】大きなサイズで見る