大型車の下回り塗装って、すごく大変な作業! (2/3ページ)

イキなクルマで

こういった処理をすることも豪雪地帯では重要な作業です。

塗装をする前の下準備がきちんとしているか否かで防錆の持ちも変わってくるといえます。

引用:筆者撮影画像

フロントキャビン側は、ドライバーさんが毎日洗車しているだけあって、そんなに錆は来ていません。泥だけ落として塗装すれば良さそうです。普段の洗車で錆具合も変わってくることがはっきりわかりますね。

■下回り塗装作業開始

引用:筆者撮影画像

下準備が終わり、塗装作業が始まりました。今回は、専用のガンで施工しています。2名で手際よく作業を進めていきます。下回りを塗る際には、中の方から外に向かって塗っていくのが基本です。

外側から中に作業を進めていくと、塗ったところから塗料が垂れたり、手で塗ったところを触ってしまったり作業が思うように進まないので、車の中心から塗っていくのが良いでしょう。

外した部品も錆が来ています。こういったところも防錆の為に塗料を塗っておきます。黄色○4箇所は、サイドバンパーのステーです。サイドバンパー自体はステンですので、ステーなど鉄素材の部分に塗料を塗っていきます。

全部の塗装が終わったら、マスキングしていた新聞紙などを外していきます。そして外したパーツを取り付けて作業は終了です。2人作業で、2日間かかって1台の防錆塗装が終了しました。じつは防錆塗料を行いたいトラックがまだ5台くらいあるようです。

■下回り完成後のチェック

引用:筆者撮影画像

作業している人いわく、このリアのデフ周りの錆落としや塗装が結構面倒だったようです。しっかりと塗装もされしばらくは錆なさそうで安心です。自動車も同じなのですが、デフ周りは、以外と水や塩カリなどが当たる場所です。結構真っ赤になっている車が多い状況です。

引用:筆者撮影画像

フレームや荷台の下にも綺麗に塗料が入っています。上画像のパーツは、マフラーです。今回はマフラーに耐熱塗料施工しなかったようです。錆びているところと、塗ったところの違いがはっきり出ていますね。

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