リアルに存在した!クジラに飲み込まれ、吐き出された男性がその心境を語る (1/4ページ)
漫画やアニメなど、フィクションの世界でよく見る、大きなクジラに飲み込まれた後吐き出されるという描写だが、リアルにそれを経験した男性がいたようだ。
アメリカ・マサチューセッツ州ケープコッドの沖合で、ロブスター漁をしていたダイバーが、全長10メートルほどのザトウクジラの大きな口に飲み込まれた。
そのままクジラの餌になることを覚悟した男性だが、幸いにもクジラは海面に浮上し、男性を吐き出したため、男性は奇跡的に生還することができたという。
Humpback whale spits out lobsterman - BBC News
・ロブスター漁の途中で、ダイバーがクジラに飲み込まれる
6月11日の朝8時前、マサチューセッツ州ケープコッドのプロビンスタウン沖で、ロブスター漁をしていたベテランダイバーのマイケル・パッカードさん(56歳)が、ザトウクジラに飲み込まれた。
この日、マイケルさんは既に2回目の漁のため14メートルほどの深さを潜っており、普段と同じ場所・同じ方法で仕事をしていたところだったという。
しかし、突然大きな衝撃を感じ、次の瞬間真っ暗になった。
最初、マイケルさんはホホジロザメに襲われたのかと思ったそうだ。マイケルさんが漁をしている周辺には、ホホジロザメが出現することが少なくなかったからだ。
しかし自身に痛みはなく、歯がなかったように感じたことから、マイケルさんはクジラに飲み込まれたことに気付いた。