6月15日に放送された『マツコの知らない世界』（TBS系）では、3週間ぶりの新録が放送されることに。同番組のファンが待ち望んでいた再開には、「かたやきそばの世界」をテーマに、ブレイクコアミュージシャンのMARUOSA（41）が案内人として登場。案内人が芸能人などの著名人であると、「忖度」「もっと詳しい人もいるのに…」などの声が上がることが多い同番組だが、今回はMARUOSAの濃いキャラに注目が集まることになった。

　ミュージシャンである一方、かたやきそば愛好家として知られているMARUOSAは、これまで1,000食以上ものかたやきそばを食べてきたという経歴の持ち主。一方、これまでさまざまな番組で多くの食材を食べてきたマツコ・デラックス（48）だが、意外にもかたやきそばは「最後にいつ食べたかを覚えていない」と口にする。

　実はマツコとMARUOSAは初対面ではなく、7年前に『アウト×デラックス』（フジテレビ系）で共演済み。このときには「かたやきそばを食べないと落ち着かない男」として登場したMARUOSAに、マツコは「れっきとした病ですよ」とドン引きしていた。しかし、番組の最後にマツコは「あたしこれ嫌いじゃない」と、MARUOSAに勧められたかたやきそばを絶賛。今回『知らない世界』では、MARUOSAに勧められたかたやきそばに再チャレンジすることとなった。

　一般的な飲食店から高級料理店まで、全国各地で人気のかたやきそばを口にしたマツコはたちまち虜に。特に東京都中目黒にある「幸楽」の王道かたやきそばには、「なんでこれまで口にしていなかったんだろう」と絶賛していた。

　かたやきそばの話が続いたが、最後はMARUOSAの本職であるエクストリームミュージシャンのパフォーマンスを披露することに。髪を振り乱して渾身の演奏をするMARUOSAにスタッフ一同は引き気味だったが、マツコは一人「私、嫌いじゃない」と、7年前の共演時と同じ言葉で締めくくったのだ。

　マツコとMARUOSA、まさかの再共演にネットでは「マツコの知らない世界に出てるエクストリームミュージシャンが気になる」「カタ焼きそばの紹介してるエクストリームミュージシャンの方、カタ焼きそばを音楽用語に例えて喋ってて音プロみたいで笑った」とさまざまな反応が。

「多くの番組でさまざまな芸能人と共演しているマツコですが、今回は珍しい人との再共演で、反応した視聴者が多かったようです」（芸能ライター）

　新録が放送されたことでも、注目が集まる回となった。