『恋はDeepに』石原さとみは“自称人魚”!? 人魚説が死に設定のまま終了
石原さとみと綾野剛のW主演ドラマ『恋はDeepに』(日本テレビ系)の特別編が、6月16日に放送された。これをもって、完全に物語は終わりとなったのだが、最後まで〝人魚設定〟がいらなかったと話題になっている。
同作は、海洋学者・渚海音(石原)とツンデレ御曹司・蓮田倫太郎(綾野)のラブコメディー。海岸に巨大マリンリゾートを建設しようとする倫太郎だが、海音は魚たちの暮らしを守るため、リゾート開発チームに専門家として参加することになる。
本編の最終回では、恋人関係になった海音と倫太郎だが、実は人魚だった海音が海へ帰ったため離れ離れに。倫太郎はその後、海の近くでペンションを開き、3年後に海音と再会して物語は終わった。特別編では、最終回以上の進展やキャラの掘り下げなどは全くなく、特に見なくても十分な内容であった。
「自称人魚」でも成り立つ脚本ここで視聴者から疑問としてあがっているのは、最後までまったく活かされることのなかった海音の〝人魚設定〟だ。
「最後まで、一体人魚とは何なのか一切説明はなし。どこで暮らしているのか、仲間はいるのか、なんで海に帰らなければいけなかったのか、そういった細かな設定は丸投げで、ただ『人魚です』と言われても視聴者が受け入れてくれるはずがありません。また、石原さとみの人魚姿を放送してバズらせたいかと思いきや、人魚に変身するシーンもなし。海音が海の中で無双するような活躍もなし。魚と喋ることができるという設定は、水族館で迷子の子どもを見つける程度にしか役にたっていない。結局、人魚という設定は全編通してずっと浮いたまま。これでは海音は人魚ではなく、〝海にやたらと詳しい身体の弱い女〟という設定でも成り立つ脚本でしたね」(芸能記者)
ネット上でも
《なんで人魚設定じゃないといけなかったの? 海外留学とかで帰国してハッピーエンドでも良いじゃん》
《韓ドラで星から来た設定とか鬼設定とかとんでもないストーリーは見慣れてるはずなのに、恋ぷにの人魚設定は何だか勿体なさが勝つ》
《人魚設定は面白かったんだけど後半それが全く生きてない》
《これじゃあ石原さとみは「人魚詐欺」で御曹司に近づくアタオカの女にしか見えないよ》
《自称人魚のおばさんと海の家のおじさんの恋物語》
といった辛辣なツッコミが相次いでいる。
設定こそ思い切ったものの、変にリアルを意識したせいか中途半端なまま終わった『恋はDeepに』。一番重要な人魚が死に設定となっては、視聴者がついてこないのも当然だろう。
#恋はDeepに 最後までご視聴くださり
本当にありがとうございました!
視聴者の皆さん、キャスト、スタッフ
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— 恋はDeepに【公式】〈恋はもっとDeepに-運命の再会スペシャル-〉6月16日水曜よる10時放送 (@deep_ntv) June 16, 2021