『呪術廻戦』炎上でファン激減…? 漫画における“パクリ・オマージュ論争”が再燃 (2/3ページ)

まいじつ

後のことを考えると大損》《芥見下々パクリを一切謝罪しないの本当に嫌い。「呪術廻戦に使ってもらえたことは名誉なこと」とか思ってそう。天罰下ってほしい》といった声が広がることに。過去のエピソードや描写を掘り返し、パクリを指摘する声が相次いでいる。しかし、果たして、他作品からの引用は本当に悪なのだろうか?

ネット上の『呪術廻戦』や漫画ファンの中には、《人間って簡単に踊らされるよな》《例の騒動を理由にするなら「呪術」は1話の時点で「ブリーチ」と「ナルト」のオマージュじゃん。はじめから呪術読むのに向いて無いよ》《呪術パクリってばっかり言われてるけど、トレスって訳でもないし、そんな悪いことしてるか?》《ジャンプ系ってオマージュ多くて、昔の作品知ってると新作がDNA引き継いでる子孫みたい》《呪術はオマージュとかパクリとか含めて楽しんでるんで大丈夫です》といった冷めた声も多い。

そもそも“オリジナルの表現”ってなに?

手塚治虫が『ジャングル大帝』の連載を開始してから70年以上が経った現在。そもそも漫画やアニメ表現に本当のオリジナルはあるのだろうか? 手塚自身もディズニーに大きな影響を受けており、初期作品にディズニーの影響が色濃く見られる。また、海外でも人気の大友克洋による『AKIRA』が、フランスのアーティスト・メビウスに大きな影響を受けたのも有名な話だろう。

他作品からの引用は、作品表現のメソッドであり、その作品がどういった血肉で構成されているか紐解く材料になる。むしろ引用をつぎ込み、作品を作ることによって、表現をひとつ上のレベルに昇華できるとさえ言えるだろう。

最近の『呪術廻戦』ブームを受け、〝人気が出たから〟という理由で初めて作品に触れた読者も多いだろう。もちろん人気が出たからという理由で作品に乗っかること自体は、なにも悪いことではない。しかし、『呪術廻戦』第1話が掲載された『ジャンプ』で、『呪術廻戦』がここまでの人気を獲得する漫画になると予想できた読者は何人いただろうか。もちろん目利きの漫画好きや『ジャンプ』編集部の中には、ヒット作になると予想していた人もいるだろう。しかし、その人たちは『呪術廻戦』をどのような基準で評価したのだろうか。

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