コロナ禍で置き去りにされがちな子どもの気持ちを聴く絵本をより多くの人にとどけたい! 「子どもの権利絵本出版プロジェクト」クラウドファンディング開始! (4/7ページ)

バリュープレス




■著者長瀬正子さんより「新版によせる思い」

私は、これまで社会的養護で育った当事者の方たちの「声」を聴いてきました。
社会の不十分さが、いかに子どもの人生を直撃しているか、子どもがひとり、人生のなかで困難を引き受けさせられているか、ということを実感してきました。
「よりつらい状況になっている子ども」が「声」を発することは容易なことではありません。それでも、子どもの小さな「声」を聴こうとする大人が目の前にあらわれた時、子どもの「声」は引き出されます。そして、そうした大人の存在の有無が、子どもの人生を大きく変えていきます。
「子どもの権利」という視点は、子どもが一人のひとであるという当たり前の事実に気づかせ、その「声」を正当に尊重することを助けます。
それは、一人ひとりの子どもと大人の意識を変え、
今ある社会の仕組みを変えていくことにもつながります。
コロナ禍で浮き彫りになった家族の孤立。
家族だけで子どもを育てるのではなく、社会に応援されていると感じながら
子どもが育つことができるように…。
血縁による家族だけでなく、多様な大人が子どもや若者を助ける社会になるように…。

子どもがひとりの人として尊重される社会は、「よりつらい状況の子ども」の状況を変えていくだけでなく、全ての子どもにとっての豊かさにつながるのではないでしょうか。
「知る」ということは大きな力になります。
今は、子どもも大人も、子どもの権利について学ぶ機会が与えられていません。
まずは子どもの権利を知ること。
その手段としてこの絵本を手に取っていただきたい と思うのです。

▶長瀬正子(ながせまさこ)
1977年、愛知県生まれ。佛教大学社会福祉学部准教授。
9歳の子どもの親。社会的養護で育つ子どもや若者の権利を保障するための理念や方法について研究。
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