サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「アリストテレスの素質開花」 (2/2ページ)
ということで、4歳馬のアリストテレスを主役に推したい。
昨年の菊花賞で、無敗の三冠馬に輝いたコントレイルとクビ差2着の死闘を演じて名を成したが、前々走の阪神大賞典で惨敗(7着)を喫した。それが唯一の汚点として残るが、敗因は何だったのか。
道悪(重馬場)も影響したとは思うが、当日、やや落ち着きを欠いていたことから、3カ月ぶりのAJCCを勝った反動、つまり2走目のポカ(2走ボケ)だったとみている。
いずれにしてもテンションが妙に高く、本来の姿になかった。昨秋の疲労が蓄積していたこともあり、いろいろ体調面で問題があったのだろう。続く前走の天皇賞・春は、なんとか差のない4着と頑張り、力のあるところを見せてくれた。
心身ともにたくましくなりつつあることは間違いなく、この中間はいたって元気。ここを目標にしっかり乗り込まれ、稽古内容はホレボレするばかり。今年に入って最もいい状態であることがうかがい知れる。
血統的にはヴィクトリー(皐月賞)、フサイチコンコルド(ダービー)など近親、一族に活躍馬がズラリと居並ぶ良血であることは知られるところ。良馬場がベストだが、稍重までなら問題はない。
まだこれからの馬で、スター候補であることを思えば、ここで一気に素質を開花させ、大ブレイクを果たしてくれることを期待したい。