3大ジョッキー「買ってはいけない」新常識(1)ルメールは14戦連続でGⅢ勝ち鞍ナシ (2/3ページ)

Asagei Biz

 週刊アサヒ芸能連載でもおなじみの伊吹雅也氏が語る。

GⅠは24戦15連対で連対率が6割超と活躍しています。その一方、GⅢは3着内率が3割台半ばにとどまっているうえ、単勝回収率は39%(複勝回収率55%)でした。宝塚記念が終わると、GⅠは10月3日のスプリンターズS、GⅡは8月22日の札幌記念まで施行されませんから、しばらくの間、重賞では積極的に嫌っていくべきでしょう」

 今年のGⅢは18戦に騎乗して、うち14戦で1、2番人気に支持されているが、勝ち鞍は2つのみ。1月の京成杯をグラティアスで勝ったのを最後に、14戦連続で勝利から遠ざかっているのだ。GⅢ中心の夏競馬では、単勝や3連単の1着固定といった「ルメール買い」は、避けたほうがいいかもしれない。

 そしてもうひとつ言えるのが「最終レースで苦戦中」である。

「今年の最終レース(競走番号が第12競走)は〈4 6 0 16〉と、例年以上に苦戦しています。3着内率は38.5%で、単勝回収率は46%(複勝回収率63%)と配当的な妙味も皆無。このうち前走4着以下の馬では〈0 2 0 11〉とさらに不振です。『ルメールなら最後は何とかしてくれる』と考えるのではなく『ルメールじゃなくても普通に勝ちそう』という時だけ押さえるようにしましょう」(伊吹氏)

 ちなみに、12Rよりも3着内率が低かったのが4R(33.3%)と10R(37.1%)。「お昼休みの直前」と「メインレースの直前」もそれぞれマイナス材料になるので覚えておきたい。

 また、ルメールといえば、昨年のジャパンCで9冠を飾ったアーモンドアイなど、ノーザンファーム生産馬とのコンビがおなじみだ。

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