「恐れてはいけない」成長できるリーダーは何を大事にしているのか? (4/4ページ)
――エンゲージメント型のリーダーシップを実践するためには、これまでの「上司・部下」像を一度リセットすべきではないかとお話をうかがって感じました。その中でこれからリーダーになる人はどんなことを意識すればいいとお考えですか?
箱田:リーダーになる人には、自分の理想のリーダー像があると思います。それはそれで重要なのですが、必ずしも100%そのリーダーになれるかというと、そうではありません。憧れのリーダー像を追いかけても、なれないかもしれない。
だから、試行錯誤をしながら、自分のリーダー像を探してみてほしいんです。この本はもちろん、いろんなリーダーシップの本を読みながら、勉強して試してみてほしい。その中で自分に合うリーダーの形というものが見えてくるはずです。それを目指してください。
ここで大切なのは、他者の意見を聞くことです。特に部下からの意見ですね。部下からのフィードバックに対して恐れずに耳を傾ける。私もそれを実践していました。フィードバックを受けるのは怖いかもしれないけれど、それを受けなかったら成長はできませんから。
――では、最後に本書をどのような人に読んでほしいでしょうか?
箱田:いろいろな方に読んでほしいですが、特に若い方にぜひ読んでほしい。おそらくこの本に対して共感を覚えると思います。そしてこの本を自分の上司にプレゼントしてみてもいいかもしれませんね(笑)。
この本に書いたリーダーシップやリーダー像は、若い方が求めているものだと思うんです。だから、今、リーダーの立場にいる方が、どんなリーダーシップが求められているのかこの本を読んで理解するのもいいと思います。
それから、教師の方々にもぜひ読んでほしいですね。なぜかというと、ここに書かれていることって、アメリカのコロンビア大学が提唱・実践している最先端の教育理論に則っているんです。リーダーシップについて書かれていますが、先生も生徒たちのリーダーと言うべき存在です。生徒たちを成功させるためには、エンゲージさせないといけない。そのためのノウハウが書かれているので、教える立場に立つ先生方にも一読してもらえたら嬉しいですね。
(了)