ファッション界のアイコンにしてポップスター、木村カエラがハマった心斎橋のたこ焼きバー「TAKOTAKO KING」 (3/4ページ)
カエラは「笑いすぎてアゴ外れそう」と終始ご満悦の様子だったとか。
■コロナ禍の大阪でTAKOTAKO KINGに行くと
ぼくはこの放送の3ヶ月後の6月後半、出張のため大阪に前泊。その前には奈良に寄って、食事は済ませていたが、小1時間の移動で小腹が減り、なにより軽く飲み直したかった。しかし、緊急事態宣言は解けたとはいえ、大阪もまん延防止等重点措置が施行されている。およそ2年ぶりの大阪となり、むろんコロナ禍に突入して以来、足を踏み入れておらず、こちらの土地勘も鈍っていた。
近鉄奈良線で移動したので、大阪難波に着く。時計は23時を回っていたが、キタよりはミナミにまだ活気があろうという読みは外れ、辺りは静まり返っていた。人通りはあるのだが、いったいどこへ向かうか見当もつかない。おまけに当てにしていたゴージャスなサウナは、カプセルホテルとしての営業は取り止め、20時で閉店していた。
仕方なく心斎橋の未訪問のサウナで泊まると決め、そちらに向かいながら一服できる店を探そうとした。しかし、あのギラギラした道頓堀のネオンがほぼ落ちている。ひっかけ橋で誰もナンパしてへん。さらに周縁には個人店が多いので、いっそう火が消えたように寂しい。
■「ソース・しょうゆ・しお・ぽんず・塩ガーリック(塩G)」の5種
そんな中、TAKOTAKO KINGアメリカ村店にだけ煌煌と灯りがついて、ド派手なトレードマークを象った張りぼてが浮かび上がっている。店頭にはテイクアウトの焼き上がりを待つ人だかり。どうやらイートインもでき、中の客は普通に一杯やっている。大げさでなく砂漠でオアシスに遭遇した心持ちになった。しかも、小腹減りに打ってつけなのがたこ焼きだ。
タコキンは心斎橋界隈に4店舗を構えるが、過去の出張では大体行く店も決まっていたので、入ったことはなかった。メニューは想像以上に豊富だ。粉もん以外にもホルモン炒めなど鉄板焼き類が揃い、奈良で欲張ってラーメンまで食べてきたのを後悔した。
メニューを眺めながら大たこ焼き6ヶ400円を頼むと即決しても、「ソース・しょうゆ・しお・ぽんず・塩ガーリック(塩G)」の5種の味から、どれを選ぶかに30秒ほど悩んでしまった。